「お前、うちの殿下のストーカーだろ?」 「私が? ……私が誰だか、ご存じなんですか?」 一年中、冬のような過酷な寒さに閉ざされた地にそびえ立つバルティオン城。 そこへある日、記憶を失ったひとりの女性が現れる。